
新型コロナウイルスに振り回される新日本プロレス
再度、新日本プロレスが政府に振り回されて窮地に立たされています・・・7月7日、感染者が止まらない東京において緊急事態宣言が発足される予定となりましたね。内容にもよりますが、新日本プロレスの7月25日大会が延期される可能性が大きくなってしまった・・・
思えば、5月15日の横浜スタジアム・5月29日の東京ドーム大会が流れてしまって、やっと決まっていた東京ドーム大会でした。5月は多数のコロナ感染で大変な状態であった新日本プロレス、コロナでスケジュールもかき回されてしまいましたね。さらに選手の怪我も発生。
当然ながらカードも急遽変更に。5月29日の東京ドーム大会ではオカダ・カズチカ選手とウィル・オスプレイ選手の一騎打ちが最大のメインイベントでしたが、5月4日に開催された福岡国際センター「レスリングどんたく2021」での試合でオスプレイ選手は首の負傷により長期欠場・・・
そして今回4度目の緊急事態宣言により、再延期にならないかどうかすごく心配している訳ですね~今週辺りには新日本プロレスサイドからも何かしらのアナウンス発表があるのではないかな?
6月7日の「DOMINION in 大阪」大会を振り返る!
さて、ここからは大阪で開催された「DOMINION」大会のレポートを簡単にご報告します!本来は6月6日に開催予定でしたが、大阪でも緊急事態宣言の影響から土日の開催は無観客の条件をクリアするために、有観客での開催許可が出ている「平日」の日程で行うことに。
やはり平日開催となると来れないお客さんも多かったでしょうから運営も苦渋の選択だったでしょうね。客席もチラホラと空席がありました。それでも、私は「2021年もしっかりとDOMINIONを開催した」という点で意義があり、結果として正解だったと感じています。
空白となってしまった「IWGP世界ヘビー王座」をかけてオカダカズチカ選手と鷹木信悟選手が真っ向勝負をしました。私も大阪城ホールにかけつけて試合の結果を行く末を見守りましたよ!会場では皆が声を押し殺して応援していましたが、拍手や手拍子が鳴りやまなかった!

鷹木選手が放ったレインメーカー式パンピングボンバーは大興奮!!最後、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決めて3カウントが鳴った時は、会場の盛り上がりは最高潮でしたね!もしオスプレイが欠場にならなかったとしたら、まだオスプレイ政権は続いていた可能性が高いので、これも「運命」なのかなと感じました。
急な欠場で掴んだチャンスかもしれませんが、これは鷹木信吾選手が日ごろから切磋琢磨して不断の努力から実った結果ではないでしょうか。チャンスはどこに転がっているのか分からないですね。鷹木待望論を支持していた私にとってはとても嬉しかったです!
ただ少し懸念もあって、去年のEVILのような「一時的」な王者では決してあって欲しくない!ドラゴンゲート時代から応援してきていますが、鷹木選手は投げ技も打撃技も受け身も綺麗に決める技巧派レスラーなので、これからも応援してるよ!
オカダ・カズチカ選手も最後まで試合をこなしていて素晴らしいレスラーだなと思いました。と言うのも、新型コロナウイルスにかかっていたオカダカズチカ選手、病み上がり状態で挑んだ試合だったはずです。スタミナとかきつかったのではないでしょうか。
3代目のIWGP世界ヘビー級王者に君臨した鷹木信吾選手ですが、初の防衛試合となる相手は初代チャンピオンの飯伏幸太選手。これは激アツですね!同じ1982年生まれの同級生とのことで要注目のカードです。打撃の応戦、ぶつかり合いが楽しめそうです。

激戦になること必至でしょうし期待しているカードなだけに先述の通りで、緊急事態宣言の影響で試合が延期になるのは本当に悲しい・・・関東地域って人口が多いので感染者が拡大するとなかなか抑え込むのが難しいと思うんですよ。
今回、延期となってしまうのであれば関西地域のドームで大会を組んだ方が、結果的には「緊急事態宣言」の影響を受けにくいと思うんですよね・・・例えば、京セラドームや甲子園球場なんかいかがでしょうか!?まだまだ新型コロナウイルスが猛威を振るっているので、ぜひ開催しやすい地域での大会を希望します(`・ω・´)
DOMINION大会で隠れた名勝負!
とにかく鷹木選手とオカダ・カズチカ選手のメインタイトルマッチは見応えのある試合展開でした。個人的に面白い試合だと感じたのは、ジェフ・コブ選手と飯伏幸太選手の試合でしたね!ちょうどジェフ・コブ選手が飯伏選手の「カミゴェ」ならぬ「コブゴェ」を披露したばかり。

飯伏選手はロープに飛ぶのり場外に向け綺麗なムーンサルトを披露、ジェフ・コブ選手は得意のスープレックスで飯伏をぶんぶん振り回して会場を盛り上げました。最後は飯伏選手が十八番の「カミゴェ」でとどめを刺してジェフ・コブ選手をくだしました。
DOMINION大会は5試合くらいで過去の大会と比べたら試合数は少ないものの、1つ1つの試合内容が濃くて、全体的にボリューム感ある大会でした。3時間くらいあったかな、大満足!去年もコロナ禍で開催できたし大阪大会は恵まれていますね。もし来年もコロナが収まってないとしたら・・・めげずに開催して欲しいですね!