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WWE:新日本プロレスで活躍した元プリンス・デヴィットことフィン・ベイラーの現在や魅力について

投稿日:2021年8月6日 更新日:

  

  

現在ではWWEユニバーサル王座に挑戦表明することに!

  

まずは7月23日に放送されたスマックダウンでの出来事についてのおさらい。ジョン・シナの挑戦を断ったレインズの前にフィン・ベイラーが現れます。ここでロマン・レインズが保有しているWWEユニバーサル王座に挑戦することに。

  

ところが翌週:7月30日のスマックダウンにおいて挑戦者が一転します。フィン・ベイラーとロマン・レインズの調印式にバロン・コービンが邪魔してきてベイラーを襲い、コービンがサインをしようとしたところでジョン・シナが調印を済ませるという展開に。

  

結局はロマン・レインズとジョン・シナの対戦がサマースラムで実現することになるのですが、ここでポイントなのはロマン・レインズの「俺がサマースラムで勝利して、お前をNXTに戻してやる」との発言。フィン・ベイラーはこないだまでNXTに在籍しており7月にスマックダウンに昇格したばかりでした。

  

  

なのでロマン・レインズに挑むことはできなかったものの、確実に評価が高まっている印象を受けます。新日本プロレスから移籍してWWE入団、NXTから実力を発揮してロウやスマックダウンなどのメインロースターに昇りつめましたが、怪我での長期離脱やメインロースターから外されてNXTに降格・・・

  

このようなWWEの扱いに心配していましたが、今回かなりのプッシュ待遇だったので安心しました。新日本プロレスのプリンス・デヴィット時代はバレット・クラブの初代リーダーであり、創設者でもあるので世界中でファンが多いんですよね。

  

もともとフィン・ベイラーはWWEユニバーサル王座の初代チャンピオンです。2016年に新設されたWWEユニバーサル王座の挑戦権をかけてロマン・レインズに勝ち、続くサマースラムではセス・ロリンズに勝利して見事に王座獲得をします。

  

  

まさに今回の「ロマン・レインズ」「サマースラム」「WWEユニバーサル王座」のキーワードがてんこ盛りで、ベイラーの挑戦表明は2016年の出来事を彷彿とさせるような長年のファン歓喜に感じましたね。正直、ベイラーに再度の戴冠を目指して欲しかった!

  

惜しくもWWEユニバーサル王座には挑むことができませんでしたが、バロン・コービンとの抗争が始まったのでそれはそれで応援していきたいと思います。コービンはWWEが大事にしている中堅ヒールレスラーですので、試合が組まれるだけでもベイラーにとってはチャンスです。

 

新日本プロレス時代の「魅力」が今でも残っている!

  

WWE入団以降、さすがにバレット・クラブの名前を出すことはできませんがベイラー・クラブと呼ばれていることからもバレット・クラブのイメージを大切にしています。たまにToo Sweetジェスチャーも披露していますよ。※これはWWEが知的財産を所有しているジェスチャーだそうですね。

  

あとプリンス・デヴィットでの名場面と言えば2014年の東京ドーム大会イッテン・ヨン!!IWGPジュニアヘビー級王座をかけた飯伏との試合で見せてくれたホラーのようなペイントですね!!このペイント状態の時は、キャラや雰囲気も邪悪に変わるのが魅力でしょう。

  

  

今も尚健在で、PPVなど大きな大会ではデーモンギミックとして披露してくれます。パワーアップして覚醒した状態です。ちなみにWWEが来日公演した際は鬼のペイント、ヨーロッパ遠征の時は切り裂きジャックペイントとバリエーション豊富でした。

  

そして現在のフィニッシャーとして使われているダイビング・フット・ドロップの「 クー・デ・グラ 」について。こちらは新日本プロレス時代にプリンスズ・スロウンの前に腹部を痛める布石として「つなぎ技」として使われていました。つなぎ技がフィニッシャーに変化するのは面白いですね。

  

  

ちなみに「 クー・デ・グラ 」はフランス語で「最後の一撃、とどめの一打」という意味なのだそうです。ベイラーは アイルランド出身なのでフランス人ではないですが、イメージから名付けられたのでしょう。

  

他にも来日時代の後期によく得意技として使用していたブラディ・サンデーはWWEで「1916」と名称を変えて使用しています。ただ、今では「クー・デ・グラ」のためのつなぎ技になってしまい試合の途中で出ることが多いようです。NXTに戻された時はメインのフィニッシャーとして一時的に使用されていました。

  

このように、WWEでもかつての新日時代で培った「魅力」を引き出しているベイラーは今年で40歳となります。正直、今でもトペ・ダイビングなど飛び技を繰り出しているのは尊敬ですし素晴らしい運動神経ですね。年齢的にもそんなに長いことプロレスができる訳でもないため、今のうちにたくさんリングに上がって王座戴冠して欲しいな~

  

あとは要望として、ベイラーは甘いマスクをしているのでWWEではベビーフェイスのキャラになりがちですが、新日時代はバレット・クラブのリーダーとしてヒールキャラに徹していた実力者です。悪に染まった彼もとてもかっこよかったのでヒールターンしたベイラーも見たいかも。これからもWWEでの活躍を楽しみにしています!!

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